―テレワークとは?

徐々に耳にする機会が増えているテレワーク。発祥はアメリカと言われていますが、日本では総務省や厚生労働省が推奨している働き方というイメージがあると思います。
背景には2020年の東京オリンピックに向けて①開催期間中の交通混雑緩和の為②それをきっかけに全国的に定着を狙う といった動きがあります。2012年のロンドン大会で8割の企業がテレワークを実施した結果、市内の混雑を解消できたとい言います。

海外では実績もある、政府の取り組みなのですね。

さて、具体的にテレワークとは、Tele=遠くwork=仕事を合わせた言葉で、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことを言います。

形態としては、
・在宅勤務
・モバイル勤務
・サテライトオフィス勤務
等様々な形があります。

これまで会社に出勤して行っていた業務を、自宅やサテライトオフィス、またはPCやモバイル等を持ち歩いた先で行います。資料作成、企画、事務、営業の他、ミーティングも遠隔で参加し、会社勤務となんら変わらず仕事をこなします。

確かに東京オリンピックの時に多くの会社がこう働くことができれば、混雑緩和になりそうですよね。

では改めてテレワークは何が良いのでしょうか?
●メリット●
・生産性の向上
・通勤の労力や時間のコスト削減
・育児や介護、通勤困難者の働きやすさによる人材離職防止
・ワークライフバランスの向上
・自然災害による業務影響へのリスクヘッジ

この中でも特に生産性の向上を感じたという声が多いようです。

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―導入している企業は多いのか?

この答えは「まだ導入企業は少ない。」です。

テレワークを推奨され、実施している企業が増えてきているとはいえ、満員電車は健在です。

国内におけるテレワークの導入率は、わずか16.2%(総務省「平成27年通信利用動向調査」2016年)でしたし、制度として整えている企業は10%に満たないとも言います。

ここで少しだけデメリットにも触れておくと、
●デメリット●
・時間を自分で管理する必要がある(仕事とプライベートの切り分け)
・運動不足になる
・コミュニケーションが不足になる
・セキュリティ、評価軸の基準を明確にする必要がある
・テレワークにできる職種に限りがある

しかしながら、運動不足やコミュニケーションにおいては工夫で解消できる事項ですし、セキュリティや評価軸は整えたら良いし、職種についての件も含めると「やれる職種、やりたい人は制度と工夫をして取り組めば良い」ということになります。

では今導入していない企業の8~9割はこのデメリットを優先して、今後テレワークをやらないかというとそうではありません。

総務省によると社内制度面、情報システム面のいずれかについてテレワーク導入可能な環境が整っている企業が半数を超えています。(「ICT利活用と社会的課題解決に関する調査研究」(平成29年)より)その気になればいつでも始められるということです。

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―テレワークは今後間違いなく増える!

さて、実はここまでの背景を踏まえた上でも、「テレワークは今後間違いなく増える!」と言える理由が2点あります。

一つ目は先ほど挙げたデータの中に、とても興味深いものがあったのです。

テレワークを既に導入しているところの導入目的は、“「顧客満足度の向上、営業力の向上」「イノベーション創出の環境づくり」といった企業競争力を高める目的意識が高く、これからという企業の多くの目的は「人材の採用・確保、流出の防止」「育児による退職の防止」「介護による退職の防止」といった、いわば福利厚生的な目的意識が高い”そうです。

企業競争力の意識が高い企業が、いち早く導入をしている→そして実際にテレワークをした結果「生産性が上がった」という好循環のスパイラルに入っていると言えます。

制度やコミュニケーションといったデメリットを越えることができれば、生産性の向上、ワークライフバランスなどの沢山のメリットを得られるこの取り組みの「減る要因」が見えないのです。

さて二つ目の理由となりますが、「これがブームではなく政府の取り組みだから」です。国の動きは今後の流れになります。また、先日のテレワークディでいよいよ総務省が本腰を入れたというニュースもあり、これまで絶対無理だと思われた省内の仕事を、テレワークで行ったそうです。今は「初めての取り組み」とニュースになるようでも、ひとつの区切りとして2020年のオリンピックの時には、ただの選択肢になっているかもしれません。

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―結論:普及率の数字から侮るなかれ

要するに「テレワークなんて本当にやっているところなんて少ないよね」とあぐらをかいているのは違うということです。

日常生活の中に「何でもオンライン化する流れ」が来ているのは実感があると思います。それが「働き方」になってもおかしくはない、むしろ「働き方改革」という言葉もある今、追い風も来ているのです。

ここでどうするか?という提案がいくつかあります。
・まずテレワークをしたいのか?考える(やらなければいけないものではない)
・まず試しに数日やってみる(重要)
・その後も出来るようセキュリティと判断軸等を整える(ここは超える必要があります)

試しに数日やってみるということは大変おすすめです。

机上の空論よりも、どんなツールを使って実現するのか?遠隔で同じクオリティを担保するにはどんな工夫が必要か?という具体的な視点が出てくるからです。

フェイスtoフェイスではないがゆえに工夫は必要なのですが、だからこそ早めに取り組んだところからスキルが磨かれます。

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―最後に

■まとめ■
テレワークは今でこそ導入率は高くないが、今後は間違いなく増加する。その時を迎える前に自社ではどうしたいか?考える時です。まずはやってみて、工夫すべきポイントを見つけるのはいかがでしょう。

ちなみにテレワークを導入している職種の割合で、ダントツNO1は「営業」です。
「営業×テレワーク」のポイントについてはまた後日別途まとめます。

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